ジャパニーズ・グラフィティXIX(ザ・ドリフターズメドレー)

にっこにっこにー♪なサービスなのだよ

平成27年10月4日(日)に喜多方プラザ文化センターで行われた、喜多方三中吹奏楽部オータムコンサート2015の演奏の模様です。

[以下、当日のプログラムノートから]
昭和の数々のバラエティ番組や名曲を生み出してきた伝説のコミックバンド『ザ・ドリフターズ』のメドレーです。その昔ビートルズの日本公演の前座を務めたことでも有名ですね。メンバーも皆歳をとってしまったせいか、志村けん以外はテレビで見ることもほとんどなくなってしまいました。ドリフターズは、その演奏技術もさることながら、徹底して“作り込んだ笑い”で勝負していました。リーダーのいかりや長介は、コントの作りには妥協を許さず、真剣に笑いと向き合っていたそうです。あの国民的コント番組『8時だョ!全員集合』は、生放送でありながらアドリブはほとんど無し!私もDVDでしか見たことは無いのですが、あの計算しつくされた笑いに感嘆するばかりでした。
曲は、北海道の民謡『北海盆歌』の替え歌《チョットだけョ!全員集合》で華やかにスタートし、《ドリフの早口ことば》、《ドリフのズンドコ節》、《ほんとにほんとにご苦労さん》と、まるで番組を構成するかのように続きます。オチの後、スタッフが大急ぎで舞台転換を行う時に流れる《盆回り》も有名ですね。そして、加藤茶と志村けんが、付け髭に燕尾服でヒゲダンスを踊る《ヒゲのテーマ》から《志村けんの全員集合 東村山音頭》と続き、《いい湯だな》でフィナーレ。
しかし、この曲のラインナップ…大のソウル・ファンク好きの私にとってはたまりません!《早口ことば》の元ネタは、サザン・ソウルの大物シンガー、ウィルソン・ピケットの『Don’t Knock My Love』、《ヒゲのテーマ》の元ネタは、あのマービン・ゲイや、アル・グリーンとともに一世を風靡したテディ・ペンダーグラスの『Do Me』です!もうヨダレものですね。
少しマニアックな話になってしまいましたが…当時のドリフの番組を思い出しながらお楽しみください。

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